久々のカラー扉でしたね。4巻発売以来でしょうか。
満を持して、ジョンとショーンが彩りを伴って初登場しました。

彼らが腰掛けている風変わりな椅子は、ウィスパリングチェアまたはキッシングチェアと呼ばれる椅子です。
何の用途に使うのかは字面から想像して下さい。
まあ普通は男女で座る椅子ですね。

でも貴族が暗殺の情報を交わしたことからアサシンチェアとも呼ぶみたいですので、この扉絵ではそちらの方が似合います。
本を伏せて従者の声に耳を澄ませるジョンが格好良いですね!
(絶対本読んでないだろうけど)


今回のお話はそんな扉絵が似合う、同期にすら明かせないケイト組とジョン組だけが知る秘密が暴かれました。


沈黙の後に告げられた犯人の名。

伏し目がちにその名を呟いたケイトの胸には、どんな感情が去来していたのでしょうか。
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