来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

単行本

単行本1巻の表紙について色々考えてみた

先月、アニメ一期放映から二年を迎えました。

ソウマトウ先生のイラスト投稿があった2019年・2020年、一期放映中の2021年、二期放映直前の2022年と比べると、今年はいささか静かなゴールデンウィークです。アニメ続編の朗報はまだまだ先と言ったところでしょうか。

また、漫画の方も合併号の影響で休載です。

少し寂しい気分ですが、先日のpixivFANBOXでは何やら新規イラストを執筆中とソウマトウ先生が仰っていましたので、その公開を楽しみに待ちたいと思います。(でも先生方の連休がなくなったそうで。先生休んで下さいー!!)


さて、漫画は丁度キリの良いところで休載ですのでさほど待つもどかしさはありません。それこそネタバレになりますが、第106話で重要人物が「私の名前は〇〇〇・〇〇ー」と衝撃発言した時に比べれば全然平気です。


思い返せば、あの頃は物語の大転換点を目の当たりにして、雑誌やアプリで追っている読者は大混乱でした。

しかもそんな事実を前にして1か月以上のお預けだったわけですから、作品界隈はさながら珈琲の切れたこどもたちの棟のようでした。あの1か月は非常に長かった!


ところで、物語の急展開を受けて、当時大きく注目されたイラストがありました。

単行本1巻の表紙です。

ケイトとエミリコが指を突き合わせてこちらを向く、赤を基調とした表紙。

上にある箔押しの題字も含めて、見れば見るほど「シャドーハウス」の世界観が凝縮されていますね。単行本はこれまで13巻まで発刊されておりますが、個人的に1巻の表紙が一番好きです。(次点は3巻)


ただ、10巻までの内容を読んだ方ならご存知でしょうが、実はこの1巻の表紙には後々明かされる様々な描写が散見されます。

そこで今回の記事では、シャドーハウスのスタートとなった単行本第1巻の表紙をクローズアップし、これまでの物語を振り返りながら、その中に隠されていた事柄を紹介したいと思います。

単行本10巻及びアニメ二期最終話までのネタバレを含みますので、まだ読んでいない方はご注意下さい。

それでは続きよりどうぞ。続きを読む

単行本第9巻・10巻の連載時との相違点

本記事では、雑誌連載時と単行本第9・10巻に収録された各シーンの相違点や修正箇所をご紹介したいと思います。

なお、9巻の内容を確認し終わらないうちに10巻の発売日を迎えてしまったため今回はまとめて書かせて頂きます。

9巻・10巻

さて、本題に入る前にいつも書いていますが、改めて誤解がないよう書いておきます。


毎度お伝えしておりますが、単行本における修正というのはネガティブな理由とは限りません。


何故あらかじめこんなことを言うのかといいますと、過去の事例の中には、台詞や表現に重大な問題があったがために単行本で修正が入った、なんていうケースもあったりするからです。

ですので、もしも事情の知らない読者がシャドーハウスの連載時と単行本に違いがあったと知ったら、何か後ろめたいことがあったんじゃないかと誤解する可能性は無きにしも非ずです。

よって本ブログでは、リアルタイムで読んでいる読者の一人として、連載当時も特段問題はなかったとお伝えするために何度もこの注釈を書かせて頂いております。

いつも本ブログを読んで下さっている方にはしつこいと思われるかと存じますが、どうぞ御承知のほど宜しくお願い致します。


さて、では本題にまいりましょう。

先程も言った通り、9・10巻でもいくつか修正箇所はありましたが、それらに関しましては問題になるような箇所は全く見受けられませんでした。

よって、此度の修正は全てソウマトウ先生の拘りによるものです。

例えば、単行本には不必要なモノローグの削除や、これまでの設定や描写を統一するための台詞の変更などがありました。

ちなみに、修正点の中には単なるルビや網掛けの追加などかなり軽微な変更も見受けられましたが、ここではまとめて書かせて頂きます。

そのためやや揚げ足取りになってしまう箇所もありますがその点はご了承下さい。

では続きよりどうぞ。

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単行本第10巻発売日 秋葉原レポート

一部のサイトでは単行本第11巻の予約が開始されていますね。6月17日発売ということは、昨年の8巻と同じくちょうどアニメ放映と重なります。あと1か月、発売が楽しみです。

さて、遅ればせながら恒例の発売日秋葉原レポートを書いていきたいと思います。

単行本第10巻発売当日秋葉原

写真を見て頂ければお分かりかと思いますが、記念すべき第10巻発売日の秋葉原は大雨でした。シャドーハウスの単行本発売日にこれほど雨が降るのは初めてです。

この雨は10巻においてケイトが流した涙を象徴しているのか、はたまた……。

そんなことを想像しながら、3月18日も秋葉原を駆け巡ってきました!

本記事では単行本第10巻発売日の主要各書店での販売状況をお伝えしていきます。

では続きよりどうぞ。
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単行本10巻発売

3月18日、とうとうシャドーハウス第10巻が発売されました。

記念すべき10巻!ソウマトウ先生おめでとうございます!!
単行本1-10巻(表紙)

いや~、こう見てみると壮観ですね!
10巻が発売したら全巻並べて写真撮ろうと待ち構えていたのですが、今こうやって実現できて感無量です。なんと美しい!

ソウマトウ先生の作品で最も長期連載されたのは「ギリギリアウト」ですが、単行本が二桁を数えるのはシャドーハウスが初めてとなります。

シャドーハウスもギリギリアウトのように、長く愛される作品になると嬉しいですね。


さて、では毎巻恒例の単行本の感想を書いていきましょう。

本記事では、第10巻を見て私が感じたことを書いていきます。
当然ながら10巻のネタバレを含みますのでご注意下さい。

では続きよりどうぞ。
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単行本9巻発売日 秋葉原レポート

単行本第9巻の感想記事に続いて、恒例の発売日秋葉原レポートでございます。

令和3年11月19日、当時のアトレ秋葉原では東方プロジェクトのコラボが開催されておりました。ただ個人的に気になったのは、電気街口の脇にあった神田消防署の垂れ幕ですね。
単行本第9巻発売当日秋葉原
ここに描かれている青髪の少女は、神田消防署の公式キャラクター「神田 よくみ」という女の子らしいです。さすが秋葉原!

神田消防署の公式HPには「よくみの部屋」というページもあります。
マスクバージョンのSDまであるんかい……。

お役所までをも萌え文化に染め上げるとは日本のサブカルチャーは凄いですね。2012年に誕生した当時の記事も出てきたのですが、予防課の担当者もはっきりと「秋葉原は萌え文化の中心ですからね」と明言しています。わーお…。

誕生までの経緯も結構面白いのですが、ここで紹介するとキリがないのでリンク置いておきます。神田消防署の力の入れ具合が分かるかと思います。
可愛すぎる! 神田消防署に萌えキャラ「神田よくみ」がデビュー!


さて、そんなサブカルチャーの中心地・秋葉原
本記事では単行本第9巻発売日の主要各書店での販売状況をお伝えしていきます。

では続きよりどうぞ。


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