来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

各話あらすじ

各話あらすじの休止のお知らせ

いつも本ブログをご覧頂きどうもありがとうございます。

急なお知らせで申し訳ありませんが、ブログ開設当初からこれまで続けてきたあらすじ紹介について、前回の第121話を以って一旦休止とさせていただきます。

理由としては、現在プライベートが立て込んでおり元の状態に戻る見通しが立たないことと、そのような状況で万が一体調不良となった場合、次回更新までに記事が出来上がらないことも今後あり得ると判断したためです。


これまで、シャドーハウスが更新された後に本ブログを訪ねて下さるという方も多かったことから、正直休止にするか迷いました。

しかし昨年末のように体調不良になることがないとは言い切れませんし、当時はシャドーハウスが1か月の休載となっていたことから特に問題ありませんでしたが、そんな偶然が何度もあるとは思えません。

よって、勝手ながら第122話以降はあらすじ紹介の更新はありませんので、どうぞご理解とご了承いただけますようお願い申し上げます。


なおその代わりではないですが、各話あらすじに近い記事として「各話感想」という形を第122話より採っていく予定です。

まだ書き始めていない上、従来とは違う体裁の記事となりますので正直どんな形式になるのか本人にも分かっておりません。また、新しい挑戦となりますので「これで更新が早くなる!」とは言い切れないのが辛いところですが、これからも毎週シャドーハウスを追っていくにはベストではなくともこれがベターな方法だと考えます。


あらすじ紹介を目的にご覧下さっている方々には突然の変更となり本当に申し訳ございません。ブログ設立から丁度三周年という区切りでもありましたので、今日のご挨拶となりました。


もちろん、これからも本ブログは「シャドーハウス第一宣言」をモットーに、まだ見ぬ作品の活躍を応援し続ける所存です!

覚束ないところも多々あるブログですがどうか温かい目で見て頂けますと幸いです。

これからもどうぞ本ブログを宜しくお願い致します。

         令和四年2月11日 来客のない奇妙な館管理人 影野 知高



第121話 狩られる者

本誌を御覧の方はご存じかと思いますが、シャドーハウスの単行本累計売上が140万部を突破したとのことです。

昨年、アニメが終了した頃に100万部を超えたというアナウンスがありましたが、そうすると半年弱で40万部以上積み上げたわけですね。第50話公開時の大ブレイクの際は全巻が重版されていましたが、アニメ化の影響力もやっぱり凄いです。

今年は、単行本10~12巻の発売、そして7月にはアニメ二期が放映されますので、このままいくと年内には200万部に迫ることでしょう。

いや、アニメの放映真っ最中に11巻が発売されることを考えると、もっといくかも知れませんね。それこそ300万部だって夢ではないはずです。

購入特典も気になりますし、アニメに伴うコラボやイベントも楽しみですね。今年もシャドーハウス漬けの毎日になりそうです。


ところで単行本の売り上げの推移ですが、100万部突破以降は10万部刻みでお知らせがあったのでちょっと調べてみました。
ざっと以下の通りです。


令和3年
  8月26日  100万部突破(第107話公開)
  9月  2日  110万部突破(第108話公開)
  9月  9日  120万部突破(第109話公開)
11月25日  130万部突破(第117話公開)
令和4年
 1月27日   140万部突破(第121話公開)



何だか不思議な売り上げ推移ですね。

アニメ放映開始が4月、単行本8巻の発売が6月、アニメ放映の終了が7月、二期発表が9月、単行本9巻の発売が11月でしたが、こう見てみると売上げの勢いが最も強かったのは何にもなかった8月下旬頃ということになります。どういうこっちゃねん……。

まあ“類似作品不在”のシャドーハウスですし、売上推移も“類似作品不在”ということにしときましょう!

さてそんなシャドーハウスですが、回想編が終わったことで、またもやジャンルが変わってきました。

トマスの宣言によって混乱状態になったこどもたちの棟。

ミステリー&サスペンスな展開が始まりました。続きを読む

第120話 二極化

本年初のヤングジャンプは合併号でした。

そのため、1月13日の更新がないことに面食らった方も結構いらっしゃったかと思います。

かくいう私もその一人でして、第119話の翌週に更新がないことに気が付いたのは、1月12日の夜になってからでした。

それもあってか、1月13日未明のツイッターではシャドーハウスの更新がないことを嘆くツイートで溢れておりました。当時のシャドーハウス関連のタイムランを例えるなら、さながらすす珈琲の供給が途絶えたこどもたちの棟といったところです。やっぱり皆様、続きが気になるのは同じのようですね。


ただ、それによって一つの偶然が生まれました。

今回の第120話は「1月20日」に公開されることになったからです。


これまでもシャドーハウスには色々な現実世界とのクロスオーバーがありましたが、またもや不思議な偶然の一致を見せました。

なんだかここまでくると、すべてソウマトウ先生の策略なんじゃないかとも思えてきますね。(なわけないか)

ひょっとすると年末の1か月の休載は、120話を1月20日に合わせるためだった……?(だから違うって)


まあそんな与太話は置いておきまして、今話の紹介といきましょう。

トマスの突然の宣言によって、衝撃の走ったこどもたちの棟。

しかしその様子は、不気味な静けさが支配していました。
続きを読む

第119話 改革の口火

昨夏、東京オリンピックが開催されましたが、やはりオリンピックの花形と言えば陸上競技でしょうか。

現在では趣味の多様化により様々なスポーツを見聞きする機会はあるものの、やはり注目度は段違いだと思います。

特に、トラック競技(100mやリレーとか)は古代オリンピックから行われていることもあってか別格です。由緒ある競技として扱われています。


ところで、陸上と言えば誰もが思い浮かべるのが、スタートの合図に使われるピストルだと思います。スターターピストルと呼ばれるあの銃は、かなり古くから用いられているそうです。

ちなみになぜ陸上のスタートの合図にピストルを使うのか調べてみたのですが、理由どころか起源すら分かりませんでした。1986年のアテネオリンピック(近代オリンピックの1回目)の動画を見てみると当時から使われていることは明らかなんですけどね……。

まあ、古来から「号砲」という言葉があるくらい、銃声や号音は何らかの合図として用いられていたのですから、それらの慣習が引き継がれているということでしょう。

なお、オリンピックでは10年前のロンドンオリンピックからスターターピストルは廃止されましたが、今でも運動会の象徴としてピストル音は親しまれています。


さて、年始からなぜこんな話をしたのかと言いますと、今話では令和4年のシャドーハウスの始まりを告げるが如く、一発の銃声がこどもたちの棟に鳴り響いたからです。

しかし、それは年の始まりだけではなく、歴史に残る幾つもの銃声と同じように混沌を予感させる号砲でもありました。続きを読む

第118話 薔薇の集い

薔薇といえば、美しい花の代表格です。

例えば英語に“English rose”という言葉がありますが、これはイギリス美人を指す言葉だそうです。日本語で言うなら「大和撫子」といったところでしょうか。国は違えど、美しいものを「花」になぞらえるのは万国共通のようですね。

ちなみに、英語では薔薇が出てくることわざがいくつかありますが、いずれも「美しい」「楽しい」ことを薔薇に例えています。


そんな風に鮮やかなイメージのある薔薇ですが、シャドーハウスでもよく登場しています。

もう一人の主人公・ケイトのドレスは薔薇を基調としたデザインですし、マリーローズはケイトのことを「麗しの薔薇」と呼んでいます。

また、実はそのマリーローズも、彼女の名前と同じ「マリーローズ」という名の薔薇の品種が登録されています。彼女の名前がどのように付けられたのかは不明ですが、衣装の腰巻に薔薇があしらわれていることから、薔薇の品種名から付けられたと解釈して良いと思います。

さらに、バーバラのドレスも薔薇が描かれていますね。
胸元にあるのは「茨」ですが、髪飾りはちゃんとした花としての青い薔薇です。

また、お披露目の際に屋敷の庭園が描かれましたが、そこでもいくつもの花に混じって薔薇が登場しています。第35話のあらすじ紹介でも書きましたが(第35話 見えないから)、ケイトの象徴として赤い薔薇と茨はお披露目のクライマックスを十二分に盛り上げていました。

そんな風に、シャドーハウスと薔薇は切っても切り離せない存在なのです。


そして今回。

「赤薔薇」の呼びかけによって、とある集まりが催されます。

ところがエピソードのラストは、美しさとはかけ離れた衝撃的なものでした。続きを読む
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ