いつも当ブログをご覧頂き、どうもありがとうございます。

本日9月6日は、2018年にシャドーハウスが初掲載された記念日です。
すなわち、シャドーハウスの誕生日ということですね。

おめでとうございます!!


シャドーハウスの3年目を語るとすれば、何と言っても今春のアニメ放映に尽きるでしょう。

昨年10月16日のアニメ化発表からの半年間は、まさにシャドーハウス祭りと言っていいくらいでした。そして本放送中も、毎週のようにツイッターでトレンド入りするなど春アニメの話題の中心でした。

単行本の累計発行部数が100万部を突破したのも記憶に新しいですね。
こんなにも多くの方々がシャドーハウスを観て楽しんでいる光景は、とても嬉しいものでした。

次のアニメ企画が、OVAなのか、2期なのか、劇場版なのかまだ分かりませんが、昨年のようにシャドーハウスの話題で盛り上がっていけたらと夢想しております。


また、漫画本編も5月20日に第100話を迎えました。
物語は主要人物の回想編へと突入し、作中世界の秘密がどんどん明かされています。

「シャドーハウスってなんなのでしょうか?」

この謎を追いかけるケイトとエミリコの物語は、まだまだ続くこと間違いなしです!
一読者として、これからも彼女達を見守っていければと思います。


一方、社会に目を向けますと、残念ながら世の中の情勢は昨年と変わり映えしません。

たった一つの感染症が人々の心に暗い影を落とし、判断力の欠如から分断をもたらしています。先の見えない日々に対し、こんなにも現代社会が脆いとは思いもしませんでした。

昨年と同じ話題を再び取り上げざるを得ないとは、何とももどかしい限りです。


しかし、それでも明るいニュースもありました。
東京オリンピック・パラリンピックの開催です。

世界中から集まったアスリート達の超人技と真剣勝負は、息苦しくなった世界を吹き飛ばす一種の清涼剤のようでした。彼らの姿に励まされた方も多いでしょう。

あれこそが、スポーツと文化の力だったのだと思います。


規模は違えど、私にとってシャドーハウスは同じような存在です。

毎回展開される白熱したストーリーと個性豊かなキャラクター達は、私の毎日と人生を彩ってくれています。

きっと同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いや、だからこそシャドーハウスはここまで来られたのかも知れませんね。


コロナ禍は人間の未熟さを露呈し、心の奥底に潜む利己主義を浮き彫りにしました。

しかし、それでも私には信じたいものがあります。

それは、作品を世に送り出す編集部様や、出版不況とイベントの中止で苦境に陥る中でも輪転機を回す印刷所の方々、豪華装丁で単行本を彩る芥先生や、我々に本をお送り届けて下さる書店や販売店の方々など、シャドーハウスに携わる多くの人々です。

そしてなによりも、シャドーハウスを生み出し、今に至るまでずっと作品を執筆下さるソウマトウ先生には感謝してもしきれません。

毎年申し上げておりますが本年も声を大にして言いたいと思います。

作品に携わる全ての方々に感謝します、いつもありがとうございます!!


この日は私がシャドーハウスと出逢った日でもあります。

あれから3年。

まさかブログを立ち上げ、ツイッターを開設し、そしてシャドーハウスを追うために各地を行き来するようになるとは思いもしませんでした。

そうした中で、本ブログにコメント下さる方々とのやり取りは励みになっておりますし、各書店の店員さんの熱意、ツイッターでの絵師様や字書き様の作品に触れる度に、良い刺激を頂いております。

この場にて感謝申し上げます。


当ブログは更新頻度も貢献度も決して高くはありませんが、それでも何度も申し上げている通り、少なくとも10周年までは続けていきたいと考えています。
四年目ももちろん“シャドーハウス第一宣言”をモットーに応援していきますので、どうぞお付き合い頂けましたら幸いです。


前置きが長くなりましたが、とにかく連載三周年おめでとうございます。

シャドーハウスの4年目も、最高の一年になることをここに宣言します!!



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↑神保町にあったシャドーハウスの看板(現在は既に撤去)

この看板は、シャドーハウスのアニメ放映前に水道橋や神保町、代々木上原や田町に設置されていたものです。アニメの宣伝、それも短い期間ではありましたが、街中でケイトやエミリコの姿を見ることができて夢が叶ったと思いました。

しかしケイトとエミリコの冒険が終わっていないように、私の夢もまだ終わってはいません。

もっと世の中にシャドーハウスの、ソウマトウ先生の作品が溢れる日が来ることを願っています。


第1話
↑毎年載せてますが、平成30年週刊ヤングジャンプ40号です。

昨年の今頃は第71話が公開されたばかりで、第1話の1ページ目の伏線に多くの方が驚いていました。
同じく現在も、ケイトの過去が明かされたことで第1巻を読み返す読者が続出中です。

これほどまでに何度も読み返したくなる作品は稀でしょう。

ついでに3年前の自分にも感謝するとして、今夜は祝杯でもあげましょうかね(笑)