今回のお話の事前告知で、ソウマトウ先生からちょっとした裏話がありましたね。
第64話は男しか登場しない、という話題に伴って出てきた話だったのですが、駆け出し時代の先生方は女の子が一切描けなかったとのことです。
なんとも意外ですね。
前作の「ギリギリアウト」や代表作の「黒-kuro-」のみならず、ソウマトウ先生のpixivページを覗いてみれば、愛らしい少女達が至る所に描かれています。
魅力的な女の子のキャラクターは、ダークな作風と共にソウマトウ先生の漫画の魅力です。
ところがその少女達は、ソウマトウ先生の源流ではないということですね。
意外どころか驚きです。
実は少し前からソウマトウ先生の過去作品を集め始めたのですが、それらももちろん女の子だらけですし、主人公に至っては100%女の子です。
(時間があれば、いつか手持ちの作品を紹介したいですね)
かつてさいとうたかを氏のアシスタントをしていた、というソウマトウ先生からのお話がありましたが、どのような変遷を辿って今の作風に至ったのか是非とも知りたいものです。
まあそれこそ、当ブログが調査しなければならないのかも知れませんが……。
さて、いつもながら話題が逸れました。
そろそろ第64話の紹介をしていきましょう。
某漫画を彷彿とさせる柱の煽り文が話題を呼んだ、今回のエピソード。
シャドーハウス随一の少年キャラクター・ジョンが意気揚々と参上です!
第64話は男しか登場しない、という話題に伴って出てきた話だったのですが、駆け出し時代の先生方は女の子が一切描けなかったとのことです。
なんとも意外ですね。
前作の「ギリギリアウト」や代表作の「黒-kuro-」のみならず、ソウマトウ先生のpixivページを覗いてみれば、愛らしい少女達が至る所に描かれています。
魅力的な女の子のキャラクターは、ダークな作風と共にソウマトウ先生の漫画の魅力です。
ところがその少女達は、ソウマトウ先生の源流ではないということですね。
意外どころか驚きです。
実は少し前からソウマトウ先生の過去作品を集め始めたのですが、それらももちろん女の子だらけですし、主人公に至っては100%女の子です。
(時間があれば、いつか手持ちの作品を紹介したいですね)
かつてさいとうたかを氏のアシスタントをしていた、というソウマトウ先生からのお話がありましたが、どのような変遷を辿って今の作風に至ったのか是非とも知りたいものです。
まあそれこそ、当ブログが調査しなければならないのかも知れませんが……。
さて、いつもながら話題が逸れました。
そろそろ第64話の紹介をしていきましょう。
某漫画を彷彿とさせる柱の煽り文が話題を呼んだ、今回のエピソード。
シャドーハウス随一の少年キャラクター・ジョンが意気揚々と参上です!
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物語は前回の続きから始まりますが、ジョンの脳裏には同期会のケイトの台詞が思い出されていました。
あの日、何か協力できることはないかと尋ねたパトリック。
その申し出に対し、ケイトは三人にそれぞれお願いをしました。
パトリックは、こどもたちの棟の人間関係の調査。
ルイーズは、すすに関しての調査。
リッキーはお披露目で同期全員と関わりがありましたし、深夜の見廻りの直前は上手くバービーに取り入っていました。人間関係を調べるには、リッキーの主人のパトリックはうってつけでしょう。
また、ルイーズはすす能力を持っており、修練の間に出入りが可能です。
煤について調べようと思えば、かなり深くまで知ることができます。
よく考えられた人選ですね。
二人に指示した内容の真意はまだ見えませんが、ケイトには何か狙いがあることは間違いありません。
パトリックとルイーズには頑張ってもらいましょう。
さて、ここまで書いたところで一人あぶれましたね。
今回の主人公、ジョンです。
この時のケイトは、態度こそは普通ですが明らかに困惑しているように見えます。
正直何も考えてなかったのではと勘繰りたくなる位です。
それを証左するかのように、迷いに迷ったケイトから下された指示は、
「秘密を守って自由行動」
でした。
………。
う~ん、何というか適当にあしらった感が否めない……。
ただケイトのことですから、指示を出してもジョンのことだから守れるはずはないと思ったのかも知れません。
それに、何だかんだでジョンの行動には想像以上の収穫をもたらす『何か』があります。
研究班の研究室を偶然発見できたのもジョンがいたからでした。
ならば下手に指示を出すよりは、ジョンにはジョンの考えで動いて貰った方が良いと判断したとも考えられますね。
それにいざとなれば、ショーンがブレーキ役になってくれるという、冷徹な計算がケイトにはあったことでしょう。
かくして、愛する女性からのお願いを遂行すべく、ジョンは歩みを進めます。
目指すは研究室です。
何故研究室なのかと言えば、第61話のラストで壁を直すようオリバーに言われていたからです。
しかし、これはチャンスです。それを口実に情報をゲットしようとジョンは大張り切りです。
研究室へ向かうショーンの顔もさまになっています。
ですが、残念ながらジョンのこの目論見はあっけなく潰えます。
班長のオリバー組も助手のアンナ組も、そしてリディア組も外出中だったからです。
残るはただ一対、第60話でマイペースぶりを発揮していたジェレマイア組。
そのことに早速、ジョンは不満たらたらです。
予定が狂った上に、心の内が分からない相手に気まずさMAXの空気。
これなら乱暴ではあるものの、リディアたちの方が色々な情報をもたらしてくれたのではないでしょうか?
ところが、ジェレマイア組もやはり研究班の一員でした。
変人集団の一対として不思議な行動に出ます。
きっかけは、ジョンの因縁です。
ふとした思い付きでジェレマイアの机の毛布をはがすジョン。
なんと、そこには多数の小分けされたこびりつきがケース内で蠢いていました!
これこそが、ジェレマイアの研究テーマだったのです!!
しかもわざわざジョンの煤を回収するために、蜘蛛のようなすす能力でジョンを捕らえるジェレマイアと、腕力が自慢のショーンを押さえつけるジェレミ。
これも彼らには計算内です。
ジョンの大量の煤を確保できたジェレマイア組は、ハイタッチを交わしました。
研究班には変人しかいないことが良く分かりますね。
ですが、雨降って地固まるではありませんが、ジェレマイア組のことが分かり始めたジョン達は落ち着きを取り戻しました。
科学者特有の‟研究の開示欲”を程よく刺激することに成功したジョンは、ジェレマイアからたくさんの情報を得ることになります。
ジェレマイアの研究。
その内容は、あの不可思議な動体 “こびりつき” です。
部屋で、館で、庭園迷路で出現した正体不明の存在。
ジェレマイア達もすべてを解き明かしたわけではないですが、研究成果をこれでもかというくらい教えてくれました。
要約すると以下の通りです。
①こびりつきのでき方
・シャドーの負の感情から出る煤は、暫く浮いている。
↓
・煤がまとまると重みで落ちる。
↓
・平均二日でこびりつきに変化。
②シャドーの意志とは関係なく悪意のみで動く。
③大きさは人間の肩幅より小さいくらい。
(単行本3巻では、猫くらいと記述)
④サイズは同じでも密度によってエネルギー(強さ)が違う。
・密度は弱さ順に1~3まであると思われる。
・融合しても密度1のままの個体もいる。
・複数のシャドーの煤が混ざっているので個体差がある。
・第二次亡霊騒動のこびりつきは密度3と推定。
⑤「亡霊」は実験下では生成できていない。
・こびりつきは密度の分だけ縮んだり伸びたりする。
・こびりつきを集めても「亡霊」にならない。
・よって「亡霊」は何者かによるすす能力の可能性が高い。
⑥こびりつきの生態には分かっていないこともある。
・「生き人形」の胃に寄生して操る。
(ただしこの辺りは救護班の範疇)
・理由は不明。
・推測として、「顔を欲している」のかも知れない。
おおおっ!?
こうやってまとめてみるとかなり貴重な情報が手に入りましたね!
さすがジョンです!!
そしてほぼ初対面のジョンに対して、ここまで教えてくれるジェレマイアもナイスです!
これならケイトも大喜びでしょう。(表には出さないだろうけど)
冒頭とは裏腹にかなりの収穫を得られました。
何が功を奏すか分からないものですね。
ただここまでのこびりつきの説明。
ジェレマイアにとって、まだまだ前菜でしかありませんでした。
なぜなら、このあとジェレマイアの最新研究が更に明かされるからです。
その研究とは、こびりつきを用いた新エネルギー ‟こびりつき力‟ です!
従来のすす炭に変わるクリーンエネルギーとして、ジェレマイアはこびりつきを新たなる資源として提唱していたのです。
これはジョンでなくともテンション上がります。
機械大好き少女のケイトも興味津々でしょう。是非見せてあげたかった…!
煤煙を出さない革新的技術と聞き、ジョンはバーバラに思いを馳せました。
第50話で苦しそうにもがいていたバーバラ。
彼女の姿を思い出しながら、ジョンはもしかしたらバーバラの苦しみを解いてあげられるのではと考えます。
もっとも、そんな単純な問題ではないことは読者の我々は承知ですが、しかしジョンのこの視点は未来の“シャドーハウスの王”には欠かせないものでしょう。
まだまだ遠い道のりではありますが、他者の苦しみに思い至ることができるのはまさに“王道”ともいえます。
ジョンには“覇道”に落ちずにこのままでいて欲しいですね。
ただ“王道”を求めるには、シャドーハウスという館はあまりにも険しすぎます。
旧態依然の超権威主義体制。
こういった場所は往々にして保守的な姿勢が目立ちます。
実際に、ジェレマイアが提唱したこの新エネルギーは、大人たちの棟では不興でした。
表向きは、こびりつきは管理が難しくエネルギー源として適さないという理由を掲げた大人達。
しかし実際は、煤煙によって近辺の村を治めるのが難しくなるというのが本音でしょう。
また、煤を出すのが館への貢献と刷り込まれた者達からすれば、黙っていない者も多いと思います。
ジェレマイアはそこまで考えていなさそうですが、シャドーハウスの根幹が揺るぎかねないこの発明を危険視する大人も沢山いることでしょう。
ジェレミにはジェレマイアの身辺に十分気を付けて欲しいですね。
ただ、ソフィなんかは案外受け入れてくれる気もします。
もしかしたらジョン経由で、ジェレマイアがすんでのところで助かる、なんていう展開が今後あるかも知れません。
何気なく登場したこの発明ですが、大騒動の引き金になりかねない予感がしてきました。
ただそんな未来のことよりも、今現在のジョンに不穏な影がすり寄ります。
研究班の班長、そして星つきの一人・オリバーです。
前回とは違い、真顔でジョンに声を掛けるオリバーとオリー。
フレンドリーな描写が目立っていた彼らですが、今回のような表情を見ると、否が応でも『星つき』という館側の人物であることがはっきりと表れています。
そんな含みのありそうなオリバー達に対し、間抜けなことを考えるジョン。
星つきに褒められる、とジョンが考えているということは、これは恐らく外れでしょう。
第59話の柱で「気を付けないとそろそろ目をつけられるぜ~」と書かれていましたが、もしかしたら本当に星つきや大人たちに目を付けられてしまったのかも知れません。
ジョンの運命や、如何に。
ケイトに『自由行動なんて言わなければ良かった…!』なんていう後悔を決してさせないよう、持ち前の強運でこの場を乗り越えて欲しいものです。
物語は前回の続きから始まりますが、ジョンの脳裏には同期会のケイトの台詞が思い出されていました。
あの日、何か協力できることはないかと尋ねたパトリック。
その申し出に対し、ケイトは三人にそれぞれお願いをしました。
パトリックは、こどもたちの棟の人間関係の調査。
ルイーズは、すすに関しての調査。
リッキーはお披露目で同期全員と関わりがありましたし、深夜の見廻りの直前は上手くバービーに取り入っていました。人間関係を調べるには、リッキーの主人のパトリックはうってつけでしょう。
また、ルイーズはすす能力を持っており、修練の間に出入りが可能です。
煤について調べようと思えば、かなり深くまで知ることができます。
よく考えられた人選ですね。
二人に指示した内容の真意はまだ見えませんが、ケイトには何か狙いがあることは間違いありません。
パトリックとルイーズには頑張ってもらいましょう。
さて、ここまで書いたところで一人あぶれましたね。
今回の主人公、ジョンです。
この時のケイトは、態度こそは普通ですが明らかに困惑しているように見えます。
正直何も考えてなかったのではと勘繰りたくなる位です。
それを証左するかのように、迷いに迷ったケイトから下された指示は、
「秘密を守って自由行動」
でした。
………。
う~ん、何というか適当にあしらった感が否めない……。
ただケイトのことですから、指示を出してもジョンのことだから守れるはずはないと思ったのかも知れません。
それに、何だかんだでジョンの行動には想像以上の収穫をもたらす『何か』があります。
研究班の研究室を偶然発見できたのもジョンがいたからでした。
ならば下手に指示を出すよりは、ジョンにはジョンの考えで動いて貰った方が良いと判断したとも考えられますね。
それにいざとなれば、ショーンがブレーキ役になってくれるという、冷徹な計算がケイトにはあったことでしょう。
かくして、愛する女性からのお願いを遂行すべく、ジョンは歩みを進めます。
目指すは研究室です。
何故研究室なのかと言えば、第61話のラストで壁を直すようオリバーに言われていたからです。
しかし、これはチャンスです。それを口実に情報をゲットしようとジョンは大張り切りです。
研究室へ向かうショーンの顔もさまになっています。
ですが、残念ながらジョンのこの目論見はあっけなく潰えます。
班長のオリバー組も助手のアンナ組も、そしてリディア組も外出中だったからです。
残るはただ一対、第60話でマイペースぶりを発揮していたジェレマイア組。
そのことに早速、ジョンは不満たらたらです。
予定が狂った上に、心の内が分からない相手に気まずさMAXの空気。
これなら乱暴ではあるものの、リディアたちの方が色々な情報をもたらしてくれたのではないでしょうか?
ところが、ジェレマイア組もやはり研究班の一員でした。
変人集団の一対として不思議な行動に出ます。
きっかけは、ジョンの因縁です。
ふとした思い付きでジェレマイアの机の毛布をはがすジョン。
なんと、そこには多数の小分けされたこびりつきがケース内で蠢いていました!
これこそが、ジェレマイアの研究テーマだったのです!!
しかもわざわざジョンの煤を回収するために、蜘蛛のようなすす能力でジョンを捕らえるジェレマイアと、腕力が自慢のショーンを押さえつけるジェレミ。
これも彼らには計算内です。
ジョンの大量の煤を確保できたジェレマイア組は、ハイタッチを交わしました。
研究班には変人しかいないことが良く分かりますね。
ですが、雨降って地固まるではありませんが、ジェレマイア組のことが分かり始めたジョン達は落ち着きを取り戻しました。
科学者特有の‟研究の開示欲”を程よく刺激することに成功したジョンは、ジェレマイアからたくさんの情報を得ることになります。
ジェレマイアの研究。
その内容は、あの不可思議な動体 “こびりつき” です。
部屋で、館で、庭園迷路で出現した正体不明の存在。
ジェレマイア達もすべてを解き明かしたわけではないですが、研究成果をこれでもかというくらい教えてくれました。
要約すると以下の通りです。
①こびりつきのでき方
・シャドーの負の感情から出る煤は、暫く浮いている。
↓
・煤がまとまると重みで落ちる。
↓
・平均二日でこびりつきに変化。
②シャドーの意志とは関係なく悪意のみで動く。
③大きさは人間の肩幅より小さいくらい。
(単行本3巻では、猫くらいと記述)
④サイズは同じでも密度によってエネルギー(強さ)が違う。
・密度は弱さ順に1~3まであると思われる。
・融合しても密度1のままの個体もいる。
・複数のシャドーの煤が混ざっているので個体差がある。
・第二次亡霊騒動のこびりつきは密度3と推定。
⑤「亡霊」は実験下では生成できていない。
・こびりつきは密度の分だけ縮んだり伸びたりする。
・こびりつきを集めても「亡霊」にならない。
・よって「亡霊」は何者かによるすす能力の可能性が高い。
⑥こびりつきの生態には分かっていないこともある。
・「生き人形」の胃に寄生して操る。
(ただしこの辺りは救護班の範疇)
・理由は不明。
・推測として、「顔を欲している」のかも知れない。
おおおっ!?
こうやってまとめてみるとかなり貴重な情報が手に入りましたね!
さすがジョンです!!
そしてほぼ初対面のジョンに対して、ここまで教えてくれるジェレマイアもナイスです!
これならケイトも大喜びでしょう。(表には出さないだろうけど)
冒頭とは裏腹にかなりの収穫を得られました。
何が功を奏すか分からないものですね。
ただここまでのこびりつきの説明。
ジェレマイアにとって、まだまだ前菜でしかありませんでした。
なぜなら、このあとジェレマイアの最新研究が更に明かされるからです。
その研究とは、こびりつきを用いた新エネルギー ‟こびりつき力‟ です!
従来のすす炭に変わるクリーンエネルギーとして、ジェレマイアはこびりつきを新たなる資源として提唱していたのです。
これはジョンでなくともテンション上がります。
機械大好き少女のケイトも興味津々でしょう。是非見せてあげたかった…!
煤煙を出さない革新的技術と聞き、ジョンはバーバラに思いを馳せました。
第50話で苦しそうにもがいていたバーバラ。
彼女の姿を思い出しながら、ジョンはもしかしたらバーバラの苦しみを解いてあげられるのではと考えます。
もっとも、そんな単純な問題ではないことは読者の我々は承知ですが、しかしジョンのこの視点は未来の“シャドーハウスの王”には欠かせないものでしょう。
まだまだ遠い道のりではありますが、他者の苦しみに思い至ることができるのはまさに“王道”ともいえます。
ジョンには“覇道”に落ちずにこのままでいて欲しいですね。
ただ“王道”を求めるには、シャドーハウスという館はあまりにも険しすぎます。
旧態依然の超権威主義体制。
こういった場所は往々にして保守的な姿勢が目立ちます。
実際に、ジェレマイアが提唱したこの新エネルギーは、大人たちの棟では不興でした。
表向きは、こびりつきは管理が難しくエネルギー源として適さないという理由を掲げた大人達。
しかし実際は、煤煙によって近辺の村を治めるのが難しくなるというのが本音でしょう。
また、煤を出すのが館への貢献と刷り込まれた者達からすれば、黙っていない者も多いと思います。
ジェレマイアはそこまで考えていなさそうですが、シャドーハウスの根幹が揺るぎかねないこの発明を危険視する大人も沢山いることでしょう。
ジェレミにはジェレマイアの身辺に十分気を付けて欲しいですね。
ただ、ソフィなんかは案外受け入れてくれる気もします。
もしかしたらジョン経由で、ジェレマイアがすんでのところで助かる、なんていう展開が今後あるかも知れません。
何気なく登場したこの発明ですが、大騒動の引き金になりかねない予感がしてきました。
ただそんな未来のことよりも、今現在のジョンに不穏な影がすり寄ります。
研究班の班長、そして星つきの一人・オリバーです。
前回とは違い、真顔でジョンに声を掛けるオリバーとオリー。
フレンドリーな描写が目立っていた彼らですが、今回のような表情を見ると、否が応でも『星つき』という館側の人物であることがはっきりと表れています。
そんな含みのありそうなオリバー達に対し、間抜けなことを考えるジョン。
星つきに褒められる、とジョンが考えているということは、これは恐らく外れでしょう。
第59話の柱で「気を付けないとそろそろ目をつけられるぜ~」と書かれていましたが、もしかしたら本当に星つきや大人たちに目を付けられてしまったのかも知れません。
ジョンの運命や、如何に。
ケイトに『自由行動なんて言わなければ良かった…!』なんていう後悔を決してさせないよう、持ち前の強運でこの場を乗り越えて欲しいものです。
亡霊はすす能力の可能性が高い。という情報はどこまで伝わっているのでしょうか。
こどもたちの棟にいつから亡霊が出現するようになったのかを知ることも大きなヒントになりそうです。
たまった煤が2日ほどでこびりつきになるということはマリーローズの部屋はどうなるのでしょうか。こびりつきがシャドーに害を与えないとしても放置できるものではなさそうですが。
ジェレマイアの能力は「手がいくつあっても足りない」という忙しさからできた能力なのでしょう。
生き人形だけでなく自身も何かしてないと気がすまないのは研究者らしいですね。話すのは面倒なようですが。
shadowsblog
がしました