来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第183話 サーカスの記憶【感想+考察】

昨年末、エミリコのとびきりの笑顔で幕を閉じたシャドーハウス。

第152話で締め括られた一昨年と比べると実に爽快な年越しとなりましたね。『第152話ってどんなエピソードだったっけ?』と思った方は単行本14巻をご参照下さい。エドワードがバーバラに最悪の「真実」を暴露したあのエピソードです。痛々しい姿でこどもたちの棟へ辿り着いたバーバラとバービーの姿を見て「この続きを見るには来年まで待たなければいけないのか……」と思ったことを昨日のことのように思い出せます。

そんな風に当時の事を考えれば、第182話が令和5年のラストを飾ったお陰で年末を心穏やかに過ごすことが出来ました。もしかしたらシャドーハウスを読み始めてから初めてのことかも知れません(笑)

なにせ一昨年の年末はこどもたちの棟に突然トマスが現れるし、その前の年末は「殺してやろうかしら」(byアイリーン)「内側から壊せばいい……!!」ニタッ(byエドワード)でしたからね。というか読み返すと年末になるとエドワード滅茶苦茶絡んでくるなあ、なんてこった。(ちなみにその前の2019年の年末は第51話の“シャドーボクシング回”です。振れ幅が凄い)

ということで、前回の第182話を読んでから早く翌回を見たくてたまりませんでした。どのくらい楽しみにしていたかと言いますと、更新日が休みなのを良いことに1月3日の夜中まで起きてすぐに読んだくらいです。第182話ラストのエミリコの笑顔は、それだけこれからの希望を感じさせるシーンでありました。


ところが、うまくいくことばかりではありません。

途中まではそんな楽観的な私の予感を裏付けるような展開が繰り広げられますが、物語が進むにつれて明らかになったのは、ケイトやエミリコ・新人達だけではなく、読者全ての予想を覆す「真実」でした。

これまでのシャドーハウスの道のりとは異なり、本年の年始はあのエドワードが「動かぬ証拠」を携えて登場です。続きを読む

原画展の額装と抽選プレゼントが届きました

もう“昨年”となってしまったシャドーハウス原画展。

当時、数あるグッズの中に「額装高精細デジタルカラー」という商品がありました。

これは現地で受注販売していたもので、なんと販売コーナーに展示されていたイラストの複製が、額に収められて手元に届くという超高品質なグッズです。

美術に明るい方でしたら、ギャラリーにて絵画や版画を直接購入することは珍しくないかと存じます。シャドーハウス原画展だっていわば美術展の一種だったわけですから、それと似たようなものと考えて差し支えないでしょう。

ということで、私影野も注文しておりました!それがこちらです!
額装(4枚)縮小

ブログ容量の関係もあり高画質でお見せできないのが残念ですが、本物はもっと綺麗です!これを自宅に飾れるとは嬉しい!

いやあ、並べているだけでなんだか自分の部屋とは思えなくなってきましたよ。ただ思っていた以上に大きいので、もうちょっと部屋片づけて全部一気に飾れるようにしないとなあ……。
(1月2週目の配達と聞いていたので油断していました)
(日本郵便様、ご多忙な中お届け下さりどうもありがとうございます)

しかし見ているだけで原画展開催当時の熱が蘇ってくるようです。昨年の開催は「東京会場」なんて書いてありましたが、そうとくれば是非とも他地方でも開催していただきたいですよね。どうかお願いします、公式様!


さてさて。

ところで此度届いた額装ですが、もう少し各イラストをご紹介したいのと、実はまたもや嬉しいお知らせがありましたのでそのご報告(※自慢)ということで、続けて語っていきたいと思います。

ではいつも通り長くなりますので、ご興味ありましたらお付き合い下さい。続きを読む

令和6年 新年のご挨拶

本ブログにご来館の皆様へ


いつも本ブログを御覧頂きどうもありがとうございます。
昨年も大変お世話になりました。

まずはじめに、此度の震災で被災された輪島地方を中心とする方々にお見舞い申し上げます。

輪島には私も行ったことがあるのですが、思い出深い土地ですので大変心配しています。今後もどうぞお気を付け下さい。ご無事をお祈りします。


さて、シャドーハウスは今年で六年目を迎えます。

もう丸五年も経ったのかと思うと凄く早いですね。元号も既に六を数えていますので、まさに令和時代を共に歩んできた作品と言えましょう。ここまで長く追い続けた漫画作品は初めてですので、今後どうなっていくのか私には全く想像できません。


ただ、一つ言えることがあります。

それは「シャドーハウス」という作品は常に読者の想像を超えていく存在だということです。


2018年正月、この年に不思議な二人の少女が織り成す名作が生まれるとは思っておりませんでした。

2019年正月、この年の暮れにシャドーハウスが大ブレイクするとは予想だにしておりませんでした。

2020年正月、この年の秋にアニメ化の知らせがもたらされるとは夢にも思っておりませんでした。

2021年正月、この年の晩夏に第二期の制作が発表されるとは考えてもみませんでした。

2022年正月、この年の夏と冬に二度も単独イベントが開催されるとは想定しておりませんでした。

そして2023年正月。

シャドーハウスそしてソウマトウ先生初の原画展が催されるとは想像もしておりませんでした。

となれば2024年だって、今こうして過ごすお正月には到底思いも付かない吉報がやってくるに違いありません!


もちろん我ながら能天気であるのは自覚しています。

しかし、それでも今年もシャドーハウスにとって喜ばしいことが多い一年になるのは確実でしょう。

そんな風に考えながら過ごしていきたいと思います。


まあ、取り敢えず個人的な目標としては昨年も体調不良が多かったので健康に注意ですかな……。
(一年前も似たこと言っておいてまったく駄目でしたが)

令和6年も、本ブログが皆様のシャドーハウスの考察の一助や、これまでの振り返り、或いはささやかな暇つぶしとしてご協力できましたらこれに勝る幸せはありません。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

         令和六年元旦 来客のない奇妙な館管理人 影野 知高


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